「迷惑をかけたくない」とギリギリまで頑張る
体調が悪い。
予定どおりにできそうにない。
一人では間に合わない。
そんなとき、すぐに「助けて」「予定を変えてほしい」と言えますか?
迷惑をかけたくない人ほど、
明日には治るかもしれない。
もう少し頑張れば間に合うかもしれない。
何とかなるかもしれない。
と、ギリギリまで粘ります。
相手を困らせたくない。
期待を裏切りたくない。
ちゃんとできない人だと思われたくない。
だから、自分だけで何とかしようとするのです。
頑張った結果、かえって相手を困らせる
ところが、限界まで頑張ったあとで、
「やっぱり無理でした」
となると、相手は急に予定を組み直すことになります。
こちらは迷惑をかけないために頑張っていたのに、相手からしたら、
「もうちょっと早く言うて〜」
だったりします(笑)
体調の悪いまま無理に来られても困る。
締切直前に言われるより、早めに相談してほしい。
抱え込んで倒れる前に、仕事を分けてほしい。
相手がそう思っている可能性もあります。
自己嫌悪までが、いつもの脚本
人生劇場として見ると、
「迷惑をかけたくない」
↓
「ギリギリまで頑張る」
↓
「やっぱり無理だった」
↓
「私は人に迷惑をかける」
という一連の脚本が見えてきます。
最初は迷惑を避けたかったはずなのに、最後には「私は迷惑な人」という結論へ戻ってくる。
そして次の場面では、もっと迷惑をかけないように頑張る。
同じ演目の再演です。
脚本に気づくと、
「あ、今また『まだ大丈夫』で引っぱろうとしてるな」
と、途中で止めやすくなります。
迷惑を小さくするために、早めに伝える
人と関わって生きていたら、迷惑をまったくかけないのは無理です。
こちらが誰かの予定に合わせる日もあれば、誰かに合わせてもらう日もあります。
だから目指すのは、「迷惑ゼロ」ではなく、
なるべく早く。 なるべく小さいうちに。
伝えることです。
「今のところ難しそうです」
「このままだと間に合わないかもしれません」
「少し手伝ってもらえますか?」
確定してからでないと相談してはいけない、という決まりはありません。
早めに伝えるほうが、相手にも選択肢が増えます。
小さな意思表示から練習する
「いらない」を伝える
頼るのが苦手な人は、断るのも苦手だったりします。
大したことではないから。
嫌な人と思われたくないから。
そうやって、いらないものを受け取り続ける。
小さな不快でも、積もれば立派なストレスです。
まずは「これはいりません」を、小さい場面で伝える練習からでも大丈夫です。
「私はこれがいい」を言う
人に譲って、
「私は残ったものでいいです」
「なんでも大丈夫です」
と言っていませんか?
本当は欲しいものがあるのに、こっそり(笑)
「私はこれがいい」と言うことは、わがままではなく、自分の希望を相手に知らせることです。
頼る前に、決めつけない
「お願いしたら迷惑だろう」
「断りにくいだろう」
と、相手の気持ちまで先回りして決めていないでしょうか。
頼んでみて、相手が難しければ断ってもらえばいい。
こちらも、断られたら別の方法を考えればいい。
頼ることは、相手に強制することではありません。
早めに言う。
小さく頼る。
相手にも選んでもらう。
そうすると、「迷惑をかけないように一人で耐える」以外の場面が、人生劇場に少しずつ増えていきます。
次は、どの人生劇場をのぞいてみますか?
人生劇場には、恋愛だけでなく、仕事・家族・お金・自分との関係など、
さまざまな「いつものパターン」があります。
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