15分の配線作業が、千円になって戻ってきた

兄に頼まれて、ネットの配線を整えました。

少し機器を取り替えるだけで、作業時間は15分ほど。

これくらいなら、と引き受けました。

終わったあと、兄が「ちょっとだけど、ありがとう」と千円をくれました。

え、千円も?

私にとっては、そこまで大変な作業ではありません。

今日の一善くらいの気持ちでやったことが、ずいぶん早く現金になって戻ってきました(笑)

家族でも、労力にはお金を払う

わが家には、家族であっても、誰かが時間や労力を使ったらお金を渡すことがあります。

家族なのだから無料で当然、ではありません。

私は機械まわりの作業を頼まれることが多く、労働を提供する側なので、いつももらうばかりですが(笑)

お金を渡すことで、「助かった」「ありがとう」が目に見える形になります。

頼んだ側も気兼ねが減り、やった側も労力をなかったことにせずに済む。

家族の中でお金が動くと、よそよそしいと思う人もいるでしょう。

でも、お金を払わないことだけが親しさではありません。

お金になるのは、難しいことだけではない

自分には簡単にできることほど、価値がないように見えます。

15分で終わる。

特別な準備もいらない。

昔から何度もやっている。

だから「これくらいでお金をもらうのは悪い」と思いやすい。

けれど、兄にとっては自分で調べて配線する手間がなくなり、すぐに使えるようになった。

私の15分ではなく、相手が助かった分に千円を払ったのです。

自分の苦労の大きさだけで値段を考えると、簡単にできることの価値を見落とします。

感謝が、形を変えて戻ってくる

人に喜んでもらえることをしたら、必ずお金が返ってくる。そんな単純な法則ではありません。

「千円くれ」と思いながら配線したら、一善の顔つきも少し変わります(笑)

ただ、自分にできることで誰かの困りごとが減ると、感謝が生まれます。

その感謝が、言葉になることもあれば、別の助けになることもある。今回は、お金という形でした。

お金を得る方法を考えると、何かすごいものを売らなければと思います。

でも入口は、目の前の人が何に困っていて、自分なら何を軽くできるかを見ること。

自分には普通の15分が、誰かには「助かった」と千円を払いたくなる15分になる。

お金の種は、案外そういう小さな得意の中に置かれています。


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