数年前はADHDやアダルトチルドレン、最近はHSPや繊細さんなど。
心理関係でもどんどん新しい「名前」が登場しています。
なぜ名前がついていくのか。
「名前がつくと安心するんだろうね〜」と、ある勉強会で話が出ていました。
なるほどな〜と思ったんです。
周りとうまく馴染めなかったり、失敗が多かったり、自分を責めてばかりいた。
それは◯◯というんですよ〜。
「あなただけじゃないですよ」
これって悩んでいる人にはめちゃめちゃ救いになります。
正体がわからないものって不安。
原因不明の痒みとか痛みも「その原因は◯◯です」って先生に言ってもらうと、途端にホッとしますよね。
でも名前がついたことで「私はHSPだから」「あの人はADHDだから」と、名刺にしないでほしいなと思っています。
HSPの特性も目立つ時もあれば、顔を出さない時もある。
枕詞みたいにその人の頭に必ずつくものではなく、その人の「一部」として受け入れられている世界であってほしい。
もちろんあなた自身にも。
名前に縛られすぎないように。
HSPの◯◯さんではありません。
あなたは他の誰とも違う、あなたなのですから。