イライラしている自分を、すぐに直さなくてもいい

特に嫌なことがあったわけでもないのに、妙にイライラする。

いつもなら流せる音がうるさい。

ちょっとした言い方に引っかかる。

自分でも、今日は感じが悪いなと思う。

そんなとき、以前の私はすぐに原因を探していました。

何に反応しているのだろう。

どんな思い込みがあるのだろう。

この感情を早く片づけなければ。

けれど最近は、「イライラしていますけど、それが何か?」くらいで置いておくこともあります。

感情を全部、心の問題にしない

感情が動くと、そこには必ず深い意味があるように思えます。

もちろん、過去の傷や思い込みが反応している場合もあります。

でも、ただ疲れている日もある。

お腹が空いている日もある。

体のリズムが揺れて、普段より刺激を強く感じる日もあります。

母に、「お腹が空いて弱ってくると、あんたはわかりやすくイライラするな〜」と言われます。

何か食べたら直るくらいの機嫌です(笑)

そのイライラは、心の奥から届いた重大なお知らせではなく、「そろそろガソリンが切れます」という表示なのかもしれません。

「そういう日」で終わらせてもいい

イライラを悪い感情にすると、感情に加えて自己嫌悪まで増えます。

こんなことで腹を立てる自分は未熟だ。

周りを不快にしたらどうしよう。

せっかく心を整えてきたのに、元に戻ってしまった。

一つの感情に、ずいぶん大きな物語がくっつきます。

けれど、「今日はイライラしている」とだけ認めて、休んだり、食べたり、刺激から少し離れたりすると、そのまま消えていくこともあります。

感情は、出てきた瞬間に解決しなければいけない課題ではありません。

自分の取扱説明書を増やしていく

眠いときは判断が厳しくなる。

予定が詰まると、音に敏感になる。

空腹になると、人への返事が短くなる。

そういう自分のパターンを知っていれば、イライラに振り回される前に手当てできます。

大切なのは、いつも機嫌のいい人になることではありません。

少し嫌な自分が出てきても、舞台を大惨事にしないことです。

原因が見つからない日には、無理に心の奥まで掘らなくていい。

今日はそういう日だと、そっと通り過ぎる感情もあります。


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