「こんなミスをする人じゃなかった」と落ち込んだとき

前なら、こんな間違いはしなかった。

何度も確認しなくてもできたし、もっと早く気づけた。

それなのに、簡単なことを勘違いする。

物の名前が出てこない。

説明を読んだはずなのに、違うことをしている。

一つのミスより、「以前の自分ではなくなった」ことに落ち込む日があります。

酒を二カップ入れた煮豚

ある日、煮豚を作ることになりました。

レシピには、酒、水2カップと書いてある。

そこで酒と水を、それぞれ2カップ入れて煮始めました。

しばらくして味つけの分量を見ると、「酒 大さじ3」という文字があります。

大さじ3!?

こちらは、すでに2カップ入れています。400ccですよ・・・。

「ずいぶん酒を使う料理だな」と思っていたのですが、その時点で気づいてほしかった(笑)

酒は大さじ3、水が2カップだったのです。

鍋の中には、たっぷりのお酒に浸かった豚肉がありました。

ミスより、自分の変化に驚いている

そのとき一番ショックだったのは、煮豚の失敗ではありませんでした。

私は、そんな読み間違いをする人ではなかった。

頭が衰えたのではないか。

自分のポンコツ化に驚き、しょんぼりしました。

「しっかりしている自分」を長くやってきた人ほど、小さなミスで大きく揺れます。

間違えたことに加えて、自分らしさまで失った気がするからです。

落ち込んだあとに、どうするか

そんなとき、すぐに前向きになろうとしなくていいのです。

びっくりしたよね。

へこむよね。

まずは、自分が受けた小さなショックを受け止める。

気持ちが少し落ち着いたら、「さて、どうする」と考えます。

煮豚は煮汁を減らし、水と調味料を足して調整しました。

完成したものは、とてもおいしくなりました。

酒のうまみは、たっぷり入っています(笑)

取り分けた煮汁も、別の鍋料理に使えました。

失敗しない自分へ戻ることだけが、解決ではありません。

間違えた自分を責める時間を少し短くして、今できる修正へ移る。

以前と同じではなくても、今の自分にはリカバーする力があります。


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