芸能人でも、友達でも、職場の人でも。
同じ人を見ているのに、ものすごく好きになる人と、特になんとも思わない人がいます。
顔が整っているから。
優しくしてくれたから。
話が合うから。
理由を並べれば、それらしい説明はできます。
でも、説明しきれない「なぜか気になる」もあります。
話しているだけで、また会いたくなる。
大勢の中にいても、つい目で追ってしまう。
好みって、どこから来るのでしょう。
好きな人には、何かが漏れている
人は、自分と似た価値観を持つ人に安心し、自分にないものを持つ人に憧れると言われています。
確かに、それも「好き」の一部です。
けれど、私はそれだけではない気がしています。
なぜか惹かれる人には、何かが漏れているんですよね(笑)
何が好きで、何を大切にしていて、何に夢中になっているのか。
本人は隠しているつもりでも、話し方や目の動き、手の動かし方から出てしまう。
私はそれを、勝手に「熱」と呼んでいます。
上手に話せるかどうかではありません。
その人の中で何かがちゃんと動いている。
私たちは、その熱を案外よく見ています。
傷つかないようにすると、熱まで隠れる
期待して傷つかないように。
変な人だと思われないように。
好きなものを笑われないように。
そうやって自分を守っていると、熱まで一緒に閉じ込めることがあります。
何が好きなのかを聞かれても、「特にない」と答える。
本当は語りたいことがあるのに、相手が興味なさそうだからやめておく。
安全ではあるけれど、その人らしさも見えにくくなります。
反対に、好きなものの話をしている人は、少しくらい話がとっ散らかっていても魅力的です。
きれいに整った説明より、うっかり漏れた熱の方が、人の心を動かすことがあります。
惹かれる人は、自分の一部を照らしている
誰かを好きになると、その人のことばかり見ているように思います。
けれど、その人のどこに反応したのかを見ていくと、自分のことも見えてきます。
まっすぐ進む人に惹かれるなら、自分も本当は遠慮せず進みたいのかもしれない。
何かに夢中な人が好きなら、自分の中にも夢中になりたい気持ちがある。
静かな人の中にある熱を好きになるなら、派手さではなく深さを大切にしているのでしょう。
「この人、好き」の中には、自分でもまだ言葉にしていない「私はこれが好き」が入っています。
好きな人を分析して正解を出す必要はありません。
ただ、きゅんとした場面を思い出してみる。
そのときあなたは、その人のどんな熱を見つけたのでしょう。
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